WordPressをはじめとした、ブラウザ上で文書を編集する際にあると便利なのが「置換」機能。本項では、ブラウザ上の編集画面で文字の置換を行えるプラグインを紹介します。
目次
ブラウザで置換
置換とは
置換とは、文字の置き換えを行うことです。例えば、文書内の「A」という文字を「B」に置き換える際に、置換の画面を開いて置換前の文字を「A」置換後の文字を「B」と設定すると、文書内の「A」がすべて「B」に置き換わります。

私は、Microsoft WordやMicrosoft Excelでよく使う機能として使っていたのですが、ブラウザ上では検索コマンドを押しても「検索」しか出てこないので、不便です。
プラグインの導入によって、ブラウザ上で置換機能を実装しましょう。
プラグインを使ってブラウザ上で置換
Google Chrome上で、無料で使える便利なプラグインが多数リリースされています。今回は、その中から2つピックアップして紹介します。
Find & Replace for Text Editing
私が使用しているのはこのツールです。インストールすると、「Ctrl+Shift」のショートカットボタンで活用できます。

Search and Replace
以下リンクよりダウンロード、インストールできます。
活用法
<b>タグ⇒<strong>タグの置き換え
<b>タグは、「Ctrl+B」のコマンドで簡単に入力できますが、<strong>タグは必ずしもそうではありません。私が使用しているやり方は、一度<b>タグをショートカットキーで入力してしまって、後で<strong>タグに置換するやり方をとっています。
ただし、文中にHTMLタグではない”strong”の文字列を使うと予期しない置換が怒ってしまいます。そういう時は、<stonrg>⇒<b>および</strong>⇒</b>の置換を行うといいでしょう。



半角スペースの削除
置換には、半角スペースの削除といった活用法もできます。
検索する文字列に「 」(半角スペース)、置換後の文字列に「」(値なし)を入力することで、半角スペースを削除することができます。
データベースの管理をするとき等に、半角スペースのままコピペされてしまうことがよくあるので、そういった場合におすすめの活用法です。


注意点
置換を行うことにより、予期しないエラーが発生してしまう可能性があります。
想定していた範囲外に文字列が含まれていた場合、その文字列も置換されてしまうからです。
置換を行う際は、処理をした前後の影響や検索範囲等を十分注意して行うようにしましょう。
脚注
2020/10/13
yoshi-kky