経理へ転職する方法 有利な資格や向いている性格、志望動機

経理部門では企業の成績を数字で管理することを主な業務としています。具体的には、日々の売上や仕入の管理、月次・年次の決算管理が経理部門の業務内容です。

本項では経理職の基本的な業務内容と、転職に有利とされる資格や性格などを見ていきます。

経理とは

経理の仕事は、企業の成績を数字で管理することです。企業の活動成績を「お金」の面で数値化し、経営者や投資家に向けて情報提供すること経理部門の役割です。

その他、「法人税」や「消費税」の計算や、「従業員への給料」の管理も経理の役割です。

経理に向いている性格

経理に向いている性格とはどんな人でしょうか。

◎ 他人と円滑なコミュニケーションがとれる人

経理に限った話ではありませんが、管理部門においては社内にいる他の社員と円滑なコミュニケーションをとる必要があります。

例えば、細かい伝票入力ひとつにおいても、営業や製造等の現場から必要な情報を入手する必要があります。また、経理は経営層と密接に関わるポジションであり、経営者に有益な情報を現場から汲み上げることも求められます。

〇勉強熱心な人

経理には目まぐるしく変わる会計基準に対応すること、社内の規則や法令遵守への対応も求められ、常に変化に敏感でなければなりません。

単調な作業をミスなくこなすことも大事ですが、「伝票入力だけしていればいいや」と、作業をするだけの人になってはいけないのです。特に中小企業等においては経理の業務分野が多岐にわたり、総務的な業務をこなす機会も少なくありません。

△ 数字に強い

数字に強いというのは、あれば心強いですが、必ず求められるというわけではありません。

実際、私が所属していた経理部門にも数字計算の苦手な人も少なくありませんでしたが、彼らは数字計算以上に社内での折衝能力に長け、多くからの信頼を集めていました。数字に強いとか弱いとかはそれほど重要ではなく、周囲の人間と円滑に業務を進められることが求められます。

もちろん、数字に強いに越したことはないのですが、必要ではありません。とはいえ、毎日数字計算をする業務ですから、最低限「数字を見たら眩暈がする」という数字アレルギーの人は避けたほうが無難かもしれませんね。要は本人のやる気次第です。

経理への転職に有利な資格

以下に、経理への転職に有利とされる資格を列挙します。これらの資格は求人票で必須とされるケースを除いて、必ずしも求められる訳ではないのですが、資格を所有していることで自身のやる気をアピールすることができます。

日商簿記

経理といえばこれ、といってもいいほど人気の資格です。

企業が応募に必須だとされるのは2級が多いです。1級を持っていれば更にやる気をアピールできるかもしれませんが、取得難易度を考えると0から勉強する人におすすめできるものではありません。参考書等もテキスト1冊で完結できる内容ではありません。

初学者にオススメなのは2級か3級。市販のテキストや問題集を1冊こなせば十分合格できる分量ですし、独学で合格している人も多いです。

3級は『業種・職種にかかわらずビジネスパーソンが身に付けておくべき「必須の基本知識」として、多くの企業から評価される資格。』

2級は『高度な商業簿記・工業簿記(原価計算を含む)を修得し、財務諸表の数字から経営内容を把握できるなど、企業活動や会計実務を踏まえ適切な処理や分析を行うために求められるレベル。』

1級は『極めて高度な商業簿記・会計学・工業簿記・原価計算を修得し、会計基準や会社法、財務諸表等規則などの企業会計に関する法規を踏まえて、経営管理や経営分析を行うために求められるレベル。』

関連項目

引用:日本商工会議所

FASS

実務者向けの資格。

経済産業省と日本CFO協会が行う経理・財務の人材育成事業の一環として、経理・財務のスキルレベルを測定する検定です。

主に経理・財務部門の実務に携わっている人が実務の振り返りに使うことの多い資格ですが、知識を習得しておいて損をすることはないでしょう。

出題分野は「資産分野」「決算分野」「税務分野」「資金分野」に亘ります。

http://www.cfo.jp/fass/

MOS(Microsoft Office Specialist)

Microsoft Officeの利用スキルを測定する試験です。経理に限らず、ビジネススキルとして必須のPCスキルを求められます。

https://mos.odyssey-com.co.jp/about/

経理の志望動機

経理職に限ったことではないですが、資格や経験よりもやる気や、何故経理でなくてはならないかといったことが求められます。

前述した「経理に向いている性格」にも繋がる部分がありますが、お金の管理を通じて会社の従業員、あるいは会社そのものに貢献できるエピソードを用意できるといいでしょう。

経理という部門は経営層に距離が近い部門です。会社全体のことを考えられることがアピールになるでしょう。

経理マンが思う、経理の魅力

自身が会社の中核を管理しているという自覚を持つことができます。また、営業現場等を通じて誰かの役に立っていると実感することができます。

逆に、営業と違って客先と接する機会は少ないため、社内での折衝に意識が向きがちです。多くの人と接するよりも、限られたコミュニティでのコミュニケーション能力が求められます。

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脚注

2020/07/28
2020/09/01

yoshi-kky

“経理へ転職する方法 有利な資格や向いている性格、志望動機” への1件の返信

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