【決算整理】棚卸資産とは何か。棚卸資産と決算期末の仕訳、売上原価の期間収益対応について

決算整理仕訳のひとつに、棚卸資産の評価があります。本項では棚卸資産についての概要と、決算整理における棚卸資産と売上原価の仕訳について見ていきます。

棚卸資産とは

棚卸資産とは、企業が販売する目的で一時的に保有している資産のことです。具体的には、商品・製品・仕掛品などが挙げられます。

例えば、卸売業を営む会社などを例にすると、販売目的で仕入れた商品が棚卸資産となります。商品を販売した場合は当期の売上原価として計上されますが、当期に販売できずに在庫となる場合、翌期以降に期末商品棚卸高として繰り越すことになります。

これは、費用収益対応の原則により、当期の売上に対応する原価は、その期に発生させなければならないというものです。

棚卸資産の期末評価

期末に在庫として残っている棚卸資産は、来期以降に販売するものです。なので、当期の費用処理とはせずに来期以降に繰り越すことになります。

卸売業の場合だと、期末に残っている商品は当期の売上原価(費用)とはせず、来期以降に商品として繰り越すことになります。

ただし、実地棚卸などにより棚卸資産の評価損、あるいは減耗が見込まれる場合は営業外費用、あるいは特別費用として当期の費用として計上します。

棚卸資産と決算整理仕訳

期首商品棚卸高:前期より繰り越した商品
当期仕入高:当期に仕入れた商品
期末商品棚卸高:翌期以降に繰り越す商品

期首商品棚卸高と当期仕入高から、期末の商品棚卸高を差し引いた金額が当期の売上原価となります。計算式で表すと以下の通りです。

売上原価=期首商品棚卸高+当期仕入高-期末商品棚卸高

実例を見ていきましょう。

例:期首商品棚卸高が200円、当期仕入高が1,500円、期末商品棚卸高が120円

⇒この場合、売上原価=200+1,500-120=1,580 となります。

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是非、ご検討ください。

脚注

2020/09/02

yoshi-kky

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